人気ブログランキング |

カテゴリ:ことばとの出会い( 31 )

単純

 「晴れて良し 曇りても良し 富士の山 元の姿は変わらざりけり」
                                 白隠禅師


前の記事を書き終え、
「単純」…これに尽きるよな~と思った矢先に出会ったことば。
これに尽きます!!
単純であれば、いる場所が大いなるいのちの世界に早変わり。
by maruisora | 2011-12-18 10:00 | ことばとの出会い

凛とした風

ですから損得でものをしゃべったり、行動したことはございません。
自分を卑しくするとあとでさびしくなるのでそういうことは一切しないようにしています


『原節子 “あるがままに生きて”』の中に書かれていたことば。
夫に付き添い図書館に行ったらふと目について…

原節子の映画を観たのは2本ほどで内容は覚えてないのだけれど、
『わが青春に悔いなし』で演じていたヒロインの姿が強く印象に残ったもの。
凛とした空気。その清々しい美しさ。
このことばを目にして、あの空気は彼女のそのものだったんだね~と納得。

~自分を卑しくするとあとでさびしくなるのでそういうことは一切しないようにしています~

いまだからうなづけるこのことば。
自分の本心を欺いている間はいのちを卑しくし、卑しくするから淋しい…その仕組み。
欺いていることに気づかなくても、雄弁に語ってしまうエネルギー…。
本心欺いている間は、思考中心に動くので損得が生じやすいもの。

自分を大きく見せようとしたり、小さく見せようとしたり…誰かを基準にすると生じる世界。
いのちに大きさなんてないのに錯覚起こさせ、傷つけ淋しくさせるのだから人間てすごい。

本心で生きたら基準はいのち。
いのちの源とつながってひとつになったら、傷つく必要なんてなく。

本心からの行為なら、人が喜ぶ喜ばないに関わらず気持ちよくあれるもの。
本心からの行為でないと、人の反応ばかりに気が散って気持ちよくあれない不思議。
気持ちよいかよくないか…そこが真実だったりする単純さ^^
by maruisora | 2011-08-09 17:08 | ことばとの出会い

信頼は…

絶望は気分の中にある。だけど信頼は意思の元にしか生まれない。
だから海ちゃんは立ち上がり、「今」と向き合う。


「コクリコ坂から」の広告に書かれていた記者さんの台詞に、
ほんにほんに、その通りよね~。と共感しながら、その端的な表現に感動。

絶望に限らず、つきつめれば感情は気分。
長年の思考の癖が作り上げた反応の世界とも言えたりもして。
それに気づかない間は、その気分に振り回されたり翻弄されたりね。
感情を超えたところにある空の世界。あるがままの場所。
そこに触れれば、感情はそれまでと違いステキな道具として使っていけるから不思議。

大いなる宇宙(自己)への信頼と意思の力は比例していた本当に。
「信頼」身につくまで「信じる決意」揺らがすこと繰り返し、
そのたび感情と向き合い明確にする意思表示。

ある量をこえたのか「信じるってこんなにえらいものなのね~><;」という感覚から、
「信じることの方がたやすいじゃ~ん」という感覚に変化していた自然。
自分を信じて待ってあげられたら、怖いものはなくなっていくステキ。
自分を信じることは、大いなる流れに委ねることになるからね☆

だから、自分を信じられないということばを聞くと思ったり、言ったりしてしまうのね。
つべこべ言わずに(笑)信じてごらんよ。いまの自分そのものを。とね^^

信じる事は簡単な事 疑うよりも気持ちがいいね ♪♪
                          GReeeeN 「遙か」
by maruisora | 2011-08-05 23:07 | ことばとの出会い

自らの灯り

「部屋が暗ければ、人間が明るくなればいい」

電車で隣に座っていた人が読んでいた冊子にふと目が惹かれると、
誌面の真ん中に太文字でひとこと。

お~☆。☆ 
内容は節電のことだったようだけれど、一事が万事のこの台詞。

いのちは灯り。
その灯りが、足下照らしてくれるからいつだって安心。
そして、誰もが自ら灯りに気づいて明るくすれば変わるこの世界☆

自分の生き方、いのちに責任もつ自覚をした時から見え出すその灯り。
環境や誰かのせい…責任の矛先外に向けてる間は、灯りに気づけないから、
足下見えずに不安がいっぱいになってしまうのね。

どの灯りもみな美しく明るい光。
「世界が暗ければ、自らが明るくすればいい」
灯りに気づき個々が照らしていく…そんないま☆
by maruisora | 2011-08-05 10:33 | ことばとの出会い

気持ちよく

広告冊子に載っていた中村メイコさんのインタビュー記事。

老化を感じる出来事があったときのことについて

「しめしめ、きわめて順調な老化現象だ。
体が死に支度をはじめているぞ、とむしろ歓迎したほど。
だっていつまでも若かったらヘンでしょ?魔女じゃあるまいしね(笑)
それで、老化に気づいたあくる日から「その日」に備えて
いろんなものを整理しはじめました。
根が楽観的な上に切り替えも早いんです」

喜劇について

「持論ですが、悲劇は簡単ですが、喜劇は腕が必要。
私の肩書きは幼い頃から“喜劇女優”です。
娘は喜劇しか出さないと宣言した父が言うには、物心がつかないころから
“お母ちゃん行かないで”ってやってると自分が不幸な子だと思っちゃうからね。
私もね、お涙ちょうだいものは大嫌い。
エノケンさんという喜劇王がその昔におっしゃったんです
喜劇っていうのは究極を知らないとできない。
例えば、お腹減っちゃって、もう一歩も歩けないよ、という状態を真剣に演じる。
観る側は、そこにほんとうのおかしさを感じるって。
喜劇役者は、理性がぶっ飛ぶくらいの状態を経験しないといけない。
そんなことを教えていただきました」

さらに、いまの女性に伝えるとしたら

「“利口ぶらない女性になってちょうだい”ということ。
自分を三枚目にできる女性はステキだと思います。
“あれっ、やっちゃいました~”みたいな女の子はかわいいですよね。
人が一生懸命に話しているのに“なるほど”っていう言葉を安易に使う、
あれもちょっとどうかしら、と思います。
安易な相づちは打たないで、それ私分からないです、って言ったほうが素直ですよね。
素直に三枚目になれる、世の中にそんなコメディエンヌが増えればいいと思います。
喜劇的要素の多い人間の方が幸せだと思いますよ。男も女も」


メイコさんは子どもの頃から父親に「君には涙は似合いませんぞ」と言われ続けたとのこと。
あとになって、その理由を尋ねたところ言葉を濁しながら
「美人なら、泣き顔もさまになるんですけどなぁ…」とおっしゃったとか。

彼女はそれについて

「でも、自分はけして美人ではないと。この自覚が早めについてよかった。
だからなるべく、泣かない、愚痴をこぼさない、しかめ面つらしない、
これを自分に課してきました。課したからには、意識が自然にそちらに向くのか、
無理なくできちゃうんです」


気持ちよく生きている人は、それだけで人をうれしくさせてくれるもの。
コメディエンヌ…これ気に入ったし^^  

「君には涙は似合いませんぞ」…な~んてステキなんだろ~。
「泣くな」とか言われたら、泣きたくても泣けなくなっちゃうけれど、
「君には似合いませんぞ」なんて温かく言われたら、
悲しい時にも自分に優しくなれるんじゃないだろか。

「君には不幸は似合いませんぞ」とかいうのもいいね^^
by maruisora | 2011-07-31 21:05 | ことばとの出会い

潔い風

読書好きで印象に残った本の感想などを書いて来てくれる友人。
本を読まないわたしにとっては、読まずしていろいろな話に触れられるありがたさ。

先日届いた手紙に書かれていたのは、深沢七郎という人の言葉。
「楢山節考」で賞をとり、その後もいくつか小説を書いたものの、
ある本でバッシングを受けたことで、北海道に旅立ち、その後いろいろな体験を経て、
埼玉に来て農業をはじめ、夏は農業、冬は今川焼き屋を行ったそう。
さらに人間滅亡教というものを主張し、当時の若者の支持を得ていたとか。
彼女が読んだ本は、そんな生活をしている中で、思いついたことを書き留めたもので、
その中に書かれていた言葉をいくつか書いてきてくれたとのこと。

その言葉を読み共感を覚え、友人とも電話で共感しあった次第。

「私の人間滅亡教は生活程度をあげない事。勤勉は悪事である。
怠惰はこの世を平和にする」

「人生のアクセサリーみたいなもんだね。悩みってのは」

「おいらが気持ちいい事は、ちょっと まぁ 淋しいような時だ。
淋しい時はおかしくなくていいねぇ
銀座の千疋屋のパッションシャーベットのような味がするんだ。淋しいって痛快なんだ」

「何も考えず、何もしないで生きる事こそ、人間の生き方だと思うね。
虫や植物が生きているのと同じようにね。それで、自分自身に満足があればいいわけ。
生きてることが青春なんだよ」

「オレには生きてることが青春だから、死ぬまではずーっと青春の暇つぶし。
人生とは、何をしに生まれてきたのかなんてわからなくてもいい。
三千年前に悟りを開いたお釈迦様は“それはわからない”と悟ったから、
悟りを開いたんだね。
この世は動いている。
日や月が動いているのだから、人の生も死も人の心の移り変わりも動いている
人間も芋虫も その動きの中に生まれてきて死んでいくということだね。
まぁ 暇をつぶしながら死ぬまでボーッと生きている。
それがオレの人生の道。世渡り術というものだよ」


その以前の手紙に書かれていたのは、太宰治の「御伽草子」の中の「浦島太郎」の話。
彼が描いた竜宮城は、自分が感じていた「いまの世界」と類似しており、
「いまその竜宮城に住んでる感じだよ~」と電話で友人と話したほどリアルな世界。
「ただ太宰治の時代ではその感性を持って生きるのはしんどかったよね。
いまは、その竜宮城が新しい世界…そんな時代になってるからね~」
なんて話せることのよろこびを感じつつ。

深沢さんも、バッシングを受け北海道に旅立って、
様々な体験の中で「その世界」に触れたのではないかな~。と勝手な想像をしながら。

友人はスカッとして気分よく読めた…と言っていたけれど、
いのちそのもので生きている人が発っすることばというのは、
真っ直ぐで爽快で軽やかで温かみがある潔い風のようで、
勇気をもらえて、うれしい感覚に満たされる宇宙の響き ☆☆
by maruisora | 2011-07-03 08:18 | ことばとの出会い

記されていたことば 6

あなたは日々の生き方を語る必要はない
働いている遊んでいると語る必要はない
確かな本当のしるしは自然に表われる
その人の生き方はその人の表情に表われる
心に抱く善も悪も抱かれた最初の場所
心の内に隠されたままではない
血と肉は薄いレースの覆い
心の中でまとうものをあなたは顔にまとう
あなたが神に近く生きているならば
語る必要はない
それはあなたの顔に表われる
                         『微笑みの力』より抜粋



いつかある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。
「たとえばこんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。
もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって?」
その人はこう言ったんだ。
「自分が変わってゆくことだって…その夕陽を見て感動して、
自分が変わってゆくことだと思うって」
                             星野道夫 『旅をする木』より      

by maruisora | 2011-05-23 10:06 | ことばとの出会い

記されていたことば 5

形見とて 何か残さん 春は花  山ほととぎす 秋はもみじ葉

                                 良 寬 (辞世の句)


春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり

                                 道 元


行く末に 宿をそことも 定めねば 踏み外すべき 道も無きかな

                                 一 休

by maruisora | 2011-05-16 20:18 | ことばとの出会い

記されていたことば 4

一つぶの砂に 一つの世界を見
一輪の野の花に 一つの天国を見
てのひらに無限を乗せ
一時(ひととき)のうちに永遠を感じる
                      ウィリアム・ブレイク



一つの中に全体が調和していて美しい
良いこととはそういうこと
                      『博士の愛した数式(映画版』



心に光が射すとき
あなたに真の美しさが宿る

真の美しさが宿るとき
あなたの家に調和が生まれる

調和が生まれるとき
あなたの国が治まる

国が治まるとき
世界が平和に包まれる

                     中国のことわざ



覚えておくことだ。これを判断の基準にするがいい。
喜びや至福や天恵をもたらすものはすべて真実だ。
なぜなら、至福こそ神の本性だからだ。真理とは至福の別名だ。

                            『ダンマパダ』

by maruisora | 2011-05-15 17:45 | ことばとの出会い

記されていたことば 3

天国に行くと、
「どうして、モーゼのようになれなかったのかね?」とは聞かれずに、
「ズーシャよ。どうして自分自身になれなかったのかね?」と、言われることだろう。
                            
                            ラビ・ズーシャ(ユダヤ教律法学者)



自分を素直に出せるなら
今のままの自分で十分です

                   カール・ロジャース 
 
   

たえず自分の弱さや、醜さや、愚かさを思い知らされているというが、
それがしかし、自分を知るというものを知る第一歩なんだ。
           
                           中野孝次『人生を励ます言葉』より



ほんとうに 自分をすべてのものから逆らいようもなくそっとへだてる
暗さを知らない者は 賢くはないのだ
                             
                           ヘルマン・ヘッセ



天使は自分を軽く考えているから飛べる

                      G・チェスタード

   
by maruisora | 2011-05-15 17:14 | ことばとの出会い