虫送り

                     
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夕暮れの風、松明の灯りと火の匂い、お囃子とこどもたちのかけ声。
松明の灯りを目にした瞬間、今年もウルウル。
これは記憶の中の原風景なのかしらね~…

さて、そんな風景の中から聞こえてきた男の子の泣き声。
振り返ると、母親に手をつながれた5才くらいの男の子の全身全霊で泣く姿。

松明を持たせて貰えるのは、ある一定の年齢を超えたこどもたち。

「きっと、松明を持たせてもらえなくて泣いているんだよ~
あの子にとっては、すごい理不尽なことなんだよねっ」と妻いはく

年齢がいかないから…そんな理由は通用しない。感じる気持ちに理屈なんてありゃしない。
この子にとっては、きっとただの理不尽な不快感。
 こうして、理不尽やら忍耐を体験していくのかねぇvv 人間界のドラマって…。 
 
さらに、よく見るとその子のお姉ちゃんは松明を持っている…。
 そりゃ~ダブルで悲しいだろよ。

「お母さんが、持っているライトを持たせてあげたらどうだろね~」と夫に言いながら、
その子に向けて「おもいっきり泣けばいいよ」とひとりごと。

その子にしてみたら身体全身で泣くほど不快なことなんだもの。
思いっきり泣いてしまえば、この子の人生に理不尽は不要になっていくはずだから。

しばらくして、お母さんが持っていたライトを手にして泣きやんでいた男の子。

泣ける強さしなやかさ。
「一所懸命泣いて偉かったねっ」^^
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by maruisora | 2011-07-23 22:52 | ある日の光景