旅の記録 飛騨とのご縁

ことしのGWは福地温泉と高山に。
それにしても、再誕?以来毎年訪れる飛騨地方。

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初めてこの地を訪れた時、山々の大いなる懐に抱擁された感覚を覚えたもの。
それからは地上のお仕事の充電…そんな感覚になる不思議。


お宿も気持ちが落ち着く場所2軒に出会い、そこを交互に。
1軒はお父さんのお宿でもう1軒は長男さんのお宿。
日本の古い家屋を移築させて宿を作ったお父さんに、
古い日本家屋にモダンな雰囲気を融合させた長男さん。
日本秘湯でお湯もいいし、
土地のものだけで作られるお料理もうれしく、
気持ちよく放っておいてくれるおもてなしが心地よく。





息子さんの宿の部屋にあった絵本で、飛騨が日本神話のルーツ説を知り驚いたものの、
系譜、歴史、神さまの名前など、得意でないわたしには読解不能。
今回、どうしても飛騨の山々が気になり、帰宅し調べたところわかりやすい説が…。
といってもざっくりなわたしですが^^;

その説によると、日本という島が海から現れた初めての陸地は、現在の飛騨だったとか。
まだ日本に少数の人間しかいなかった頃のことで、飛騨の丹生(にゅう)池では、
みんなで太陽信仰の"日抱きの御霊鎮め"という神事をしていたそうです。

  これまで、あちこちで丹生という名のつく川や神社に出会ってきたのですが、
  今回、その丹生の意味を知りました。

その池を“いのち”の源とし、水面に浮かべた太陽や月の姿を見つめ心を鎮めたそうです。
見つめているうちにトランス状態になり、未来のことを知るという神事を行っていたとか。
 
水面に浮かんだ光を抱くような気持ちで眺め、目を閉じ奥深くに宿る光り輝く命を拝んで、
一切の災難を逃れて幸せを求めて生きてきたそうです。
この「日抱き」が、飛騨の語源となったとか。
そして、これらの神事は誰も自然に行っていたそうです。

お宿に湧いていた飲み水の海だった頃から湧き上がる水…
の意味がいまわかった次第です。

それにしても「日抱き」という呼び名、なんてステキ。
水面に月や太陽を映してトランス状態になる…わかります。ローソクの火でも同じ。
以前ローソクを作る方が、「昔はいろりを囲んでみんなで火を見て、
火のゆらぎといのちのゆらぎを共鳴させていた」そんなことをおっしゃってましたが、
みんな日々の生活の中で、いのちを眠らせないようにしていたということですよね。
月、太陽、水。
日々をこころ自然に営めば目覚めながら生きられるということなんでしょね。

そういえば今回は、たくさんの水面に触れ、たくさんの神楽にも出会う旅でした。
と、つづきはまた後で032.gif

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by maruisora | 2011-05-06 18:00 | 旅の記録