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やわらかな風に包まれて


by maruisora

からだのひとりごと

昨日、父宅からの帰り道、ふと風邪の気配?
「うん?わたし?」と思いつつ、身体の声を感じていました。
ひとまず、帰宅してレモンスカッシュを作ってビタミンCの補給。
首にタオルを巻いて温めてみました。

夫の帰宅時間頃になると、ますます気配が濃厚に…もしや誰かの体調?

ところで、夫はこの夏バテバテで、珍しくバテていることを口にします。
それだけ身体が素直になった証、素晴らしいこと!!そう夫に言っている妻。

そもそも、バテるって自然なことではないでしょかね~。
身体に起きることは、バランスをとるための微調整だと思うのですよね。
微調整の形は人それぞれ違っても、常にバランスを保つようになっていることを感じます。
日頃から、微調整ができていれば大きな調整はないんではないかな~とも思うのでした。
世の中、健康を意識するあまりに不健康を生み出している気がする昨今です。

さて、今朝夫の身体に手当していると「大量のビタミンC」が浮かんできたので、
出社前にコンビニでビタミンCの飲料水を買って飲むことを薦めました。

あ~、こんなときにビタミンCが家にあればよかったのにな~と思ったところ、
冷蔵庫にしまってあったビタミンCを前日に発見したことを思い出しました。
発見させて貰っていた…なんてステキ☆

夫の、出社後に棚を開けると、どうやら何かの薬を飲んでいた様子。
丁度電話がかかってきたので、尋ねると風邪薬を飲んだとのこと。

風邪の気配は夫だったのね~。だから、ビタミンCだったのね~。
同時に、気配が去っていきました。とはいえ、「油断禁物」の感じ。
わたしも、繊細な微調整をしている感じ…かな。

身体もこころも、おしゃべり♪♪
いつも友好的に何かを語りかけて、歩きやすいように道を照らしてくれていることを感じます。
「いまビタミンCをとるとい~よ~」「寝るとい~よ~」とかね。
知識に慣れ親しんでいると、その言葉が聞き取れなかったり、
聞こえても、不安や我慢の方が顔を出して感覚を無視しちゃうんですよね~。

からだにまつわる体験がいくつかあるなか、こんな体験を思い出しました。

父が入院していたときのこと。
食事だけでなく、水分も制限されていたのですが、水分をとても欲しった父。
身体がそれほど欲するのは、そちらを信じることだ…
その頃には、身体への信頼や仕組みを感じていたので、
自分の責任のもと、父に水をあげようと思って父に提案。
でも、父は「飲まない」を選択しました。
ただ、「飲んじゃえば」と言われて、父のこころが軽くなったことを感じたのでした。
止められて飲まないのと、自ら選択して飲まないのとでは、気持ちは違いますからね^^
人の気持ちって、そんなことで緩むものだと思うのです。

先生には水を欲していることを伝えてはおきました。
翌日、父は水分不足だったと、先生はあわてて水分を補充させたとのこと。
ね~、そんなもんなんですよね~。

こんなこともありました。
かつて、わたしが突然アトピーのようになり、血まみれうみまみれになった時のこと。
浄化が起きていると信じ、お医者さんには行かないことを選択しました。

夫は後に「写真をとっておけばよかったね。人に勇気をあげられたかも」と言い、
わたしの身体を見た人はみなびっくりしたほど、全身びっくり状態。
ただ、お腹までは至らなかったんですよね。
そういうものは、顔手足などからはじまって最後にお腹にくるとか。
お腹は内臓を守るので、最後まで負担をかけないようにするようです。
身体ってすごい!!と感動した次第。

後になって思うのですが、そういうときほど本能の力が働くようで、
次々に「すること」が与えられ、それをただひたすらこなしていきました。
今思えば、原始的なことばかり^^;
自然とは、単純とは、原始的なことかもしれません。

そして治癒とはおもしろいもので、一番ピークのひどい状態が回復のはじまりの時。
その恐怖を越えた瞬間から、いっきに回復ははじまっていくようです。

さて、回復がはじまると痒さが倍増。夜中どうしても掻いてしまうわけです。
手をしばっても、寝ながらそのひもを口でほどいて掻き、
夫に叱られそうになると、その気配を感じるのかやめる^^;
あるとき、夫はわたしにトレーナーを着せ、袖をしばり手が動かないようにしたのですが、
それもあっという間にほどいて掻いている次第。本能とはプリンセス天功さんのよう。

そして、ふと閃いたわけです。これだけ掻くということは、掻く必要があるんだ。
それで血がでるなら、その出る血も必要なんだ…掻かせてあげよう。
そう決めたところ、翌日から痒みはおさまり掻かなくなったのでした。
後日テレビでアトピーの先生が
「痒がったら、掻かせてあげてください、掻くのを止めるとストレスで余計痒くなるもの」
そんなことを言っていて、お~これだね~と本能に感動した次第です。

身体は自然に出来ている…それがわたしの実感です。
そして、それを信じる力。それが治癒力を高めることのようにも思います。
いろいろな予防医学が次から次に出現している昨今。
流れに抵抗せずに、為すがまま、その時その時の声に従うことが一番…
個人的にはそう感じています。

残暑と秋の風がいりまじっている今日この頃。
身体の変化も秋バージョンにシフトチェンジがはじまっている気配。
流れとともに身体を光に預けてゆっくりと…そんな感じがしています。

みなさまもどうぞ、ご自愛くださいね~^^
by maruisora | 2010-08-21 11:20