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やわらかな風に包まれて


by maruisora

変革の旅?

温泉に行ってきました。
まったりとろとろ~のはずが…
出発前日の夜、床についてからそれは始まりました!!

夫の仕事のトラブルを告げる携帯の音。
仕事がら携帯を布団の下おいて就寝している夫の携帯に、
数分おきのお呼び出し。
こんなこと、ものすごく久しぶり~!!
(以前、お呼び出しが明け方まで続く日々がありまして、
その時は慢性睡眠不足になりました。)

そういえば、休み前になると仕事のトラブル発生が多い夫。
ある閃きが起きました。それを伝える時か?
でも、それを口にすることはなく迎えた出発の朝。
すると目覚めた夫はパソコンに向かって仕事をするではないですか。

すべては流れ、すべては最善!!とゆだねながら、
でも、何か変だ!!何か違う!!とふつふつ…
結局、予定時間より遅いご出発となりました。

全ては流れ…と委ねたわたしには偏頭痛が。
密室の車内でそれは加速&増大していきました。
それは、思考で頭いっぱいの人のエネルギーを受けたときの症状。
間違いなく夫…でしょう。ーー;

パーキングエリアで外に出ると軽減され、車内に戻るとまた頭痛。
流れを伺いながら、夫の現状(思考の癖)など感じたことを告げました。

以前の夫なら、聞かず受け入れなかったであろう内容なんですが、
期が熟していたようで、夫に響いてることを感じた次第。

さてさて、その携帯音。
行く先々に着いてきて、静かなひなびた場所でも大声でやりとする夫。
なんなんだ、このドラマは~…と思ったりもしながら

まずは、自分をゼロにして今起きてることを傍観。
私自身においては
周囲のエネルギーに影響を受けて自分を不快にさせる癖を感じ、
どんな環境でも瞬間瞬間、自分を楽しませてあげる意識変換の実践。
つい、夫と旅の楽しみを共有したいと思っちゃうものでね~^^;

とはいえ、やっぱりおかしい!!
結局、感じたことをそのまま態度と言葉で夫に示していくことにしました。

夫は、無口なわたしと携帯との板挟み?
無口なわたしほど怖いものはないようです(笑)
そして、随所随所で感じたことを夫に告げる流れとなっていきました。

まさか、こんな旅になるなんて~。
夫には、見事に次々と新しいトラブルの電話。
3日目の夜に床につくなり携帯音で起こされた時は、
宇宙のすることって本当にわかりやすい…と感心するしかありませんでした。
その夜中、ひとり部屋から空を見ると流れ星。あ~納得。

帰りの車の中で「今回の旅ってなんだったんだろか?」とふと問いかけの思い。
すると「夫の変化」というイメージと、ある感覚がわき「それを今一度伝えたら
旅が豊かなものだったと感じられる」そんな感覚が訪れました。

ここのところずっと、夫は「自分を休ませる」ということに恐怖を感じている
そんなように見受けられていたんですよね。
それは、育った家庭の中で植え付けられたものでもあるようだし、
もともと潜在意識の中にあったものかもしれないし。
とにかく根っこのようなものじゃないかとね。

自分を休ませない人って往々にして身体のSOSに対し、
「自分は全然無理してない。全然疲れてない」
など、思考の声で結論を出しやすいのですよね~。
夫の身体はかなりMAXでSOSを発信していたんですよね。
でも、妻の話は耳を傾けず…
整体の先生にもわたしと同じことを言われる少し納得したようでした。

「※※を見てると、忙しくて大変だねと労いの感覚がわかず、
自分で忙しさを引き寄せてるんだよなっ…て感じちゃうんだよね」
と車中で伝え、帰宅後に今いちどその真意を伝えました。

「自分を休ませてあげられないって、自分を信じてないってこと。
※※は大丈夫。自分を休ませてあげて大丈夫だから。
仕事ができることは素晴らしいけど、人として豊かであることとは別。
自分を休ませてあげることも仕事だよ。※※からは、ちょっと無理を感じるよ。」

夫のことだから、どこかで気づきだしていたんでしょうね。
だから後押しや確認を必要としていて、わたしは言わされた…そんな感じです。

そういえば旅先で、夫が珍しく「自分はどんな感じ?」と尋ねてきたりもして、
力が入っている面と、力が入ってない面があることを身振りで伝え、
後者の姿で生きたら豊かに広がっていく感じだと伝えました。

どういう意味?と尋ねられ「力を抜いて生きるってこと」
というと「難しいな~」とポツリ。
「力を抜くことが難しい」と言えるのは、力を入れてる自分に気づけてるから。
それだけで十分だと感動を覚えたパオでした。

旅先という場、山の懐に抱かれた中だからこそ、忙しさを浮き彫りにできた。
浮き彫りにされて、はじめて気づけることって多いですからね~。
さらにそ、温泉にでくつろぎ身体がゆるんでいると、
本音もすっと伝えられ受け止められやすいのかもしれませんね

そういえば、夫が旅行の前日に見たという夢が、
夫の次元の扉が開いた感じの内容。
夫の変革の旅…だったのかな?

夫が夫を生きてくれたらそれでいい!!それだけなんだよねぇ。
by maruisora | 2009-08-31 15:35