真空地帯?

昨日、山種美術館に行ってきました。いつもながら夫の閃き。

以前友人に連れて行ってもらい、その場所が気に入ったので、
夫に行こうと言っていたのですが、何年も行かぬままだったのに…。

美術などまったくわからないわたしなんですが、
山種美術館はなんだか好きだったのですよね。
今回行って、その美術館がある辺りの空気が好きなんだと感じました。

歩きながら夫が、本に書いてあった「真空」の話をしてくれたのです。
人には「真空」の場所が必要であり、東京の真空の場所は「皇居」なのだと。
なんだか納得できました。

以前、汐留のビルの最上階の方のお店から外の景色を眺めたとき、
1カ所なんだか違うエネルギーを放ってる感覚を覚えたと同時に、
その場所が東京を守ってる…そんなことを感じたのですよね。
後で、そこは皇居だと知ったのです。

そして、山種美術館が皇居のお堀の近くに位置していることを昨日知りました。
だからか~。あの界隈なんだか空気が違うんですよね~。
夫には「時空を越えた異国の風を感じる」と言ったのですが、
なんとも表現しようがないんです。

山種美術館から散歩がてら赤坂まで歩いたのですが、
ある一線を越える前に「あっここで終わりだ」と思った瞬間、
次の1歩から全く違う風。
夫も「わ~、一瞬にして世俗の世界になった~」と驚いてました。
夫が気づいたのですが、お堀の内と外がその境だったのです。

世俗に入るやいきなり迷いや不安など混沌としたエネルギー。
そして、お堀の内は得も言えぬ静寂。
思わず「お堀は結界だね」なんて言った次第。

その真空地帯って実はいのちにも宿っているわけで。
それを無我とか真我とか神とか言うんですよね。
でも、あまりに世俗にとっぷち染まり過ぎると、
なかなかいのちの真空地帯に気づきにくかったり、
気づいたとしても身を置きにくかったりするだけのこと。

疲れて、いのちの真空地帯に触れられないと感じたら、
外の真空地帯に行くのも手っ取り早い手段だね~と、
お堀の外に出た瞬間思ったのでした032.gif
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by maruisora | 2009-07-05 18:15