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やわらかな風に包まれて


by maruisora

無限

次元というものがあるのなら、
高い次元とはどんな波動なのだろか…

ふと訪れた問いかけに
感覚で教えてほしいのだけど…

波動はどんどん微細に変化し
やがて波動そものが消えた

「無」

至福も
安らぎさえも
消えていた

なにもない

そうか…

笑いがこぼれた

なにもない
ありとあるすべては
そこからあらわれている
その不思議
その奇跡

なにもない
いまこの瞬間も
そこからあらわれている
限りなどありようもない
# by maruisora | 2016-03-16 15:19 | ひとりごと

わからない

すべてわからない

わかっていた…と思っていたことは
思っていただけだった

そう教えられたから?
それがよきこと
それが真実etc.
疑問さえ持たないほど馴染ませて

それら全部が蜃気楼のように消え失せて

なにもわからない…
かろうじてわかったことは
なにもわかってなかった
なにもわからないんだ
ということだろか

ガイドブックも地図も知識もなく
だだっ広い大地、はたまた空や海や
どこなのか
そんなところにいるような

かつて息苦しいと感じたものは
実は地図やガイドブックで支えだったりするものだ
そんなことにも気づいたりする

新しい旅は手ぶらのままで
なにもないからわからない
外からの知識もあてにはならず

不思議なもので
手ぶらになるとアンテナのようなものがあることに気づく
それに従えばいい…
行く先わからないのに
そんな感覚がどこからか湧く
きっとそれがいのちの響き
からだとハートがキラキラと波打つ

そのアンテナに従うことを自由と呼ぶのかもしれない
不自由だったことすら自由だった…
それを感じたときに自由がすべてとなった
# by maruisora | 2015-07-15 18:22 | ひとりごと

愛しさ

お墓参りを終え、境内の木陰のイスに座りひと息。
夫の横でぼ〜っと風を感じていると、
向こうからお坊さんと喪服姿の方々が歩いて来られた。
何回忌かの法要だろうか…
すると先頭に歩く50代から60代くらいの男性がお骨を抱いておられた
「四十九日かぁ…」とひとりごとを言いながら、
ご両親かな?などと勝手な想像をしていたら、
言いようのない哀しみが訪れた。
ご両親ではなく伴侶…哀しみが語った気がした。
列の最後の若い男性がお位牌を胸元に抱いており、
ご子息に感じられた。

晴れ渡る空、桜に枝を揺らす風
伝わってきた哀しみが愛しく感じられた。
哀しいと愛しいが、同じ潤いある色彩に思えた。

哀しみが柔らかな温かさにかわりますように
一瞬の出会いが祈りを与えてくれた
# by maruisora | 2015-07-14 10:05 | ひとりごと
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# by maruisora | 2014-05-18 21:39 | ある日の光景

観音さまご縁日


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出会うすべて
触れるすべて
ときのすべて
満ちて潤い
静けさにきらめいていた
# by maruisora | 2014-05-18 19:48 | ある日の光景