愛しさ
2015年 07月 14日
お墓参りを終え、境内の木陰のイスに座りひと息。
夫の横でぼ〜っと風を感じていると、
向こうからお坊さんと喪服姿の方々が歩いて来られた。
何回忌かの法要だろうか…
すると先頭に歩く50代から60代くらいの男性がお骨を抱いておられた
「四十九日かぁ…」とひとりごとを言いながら、
ご両親かな?などと勝手な想像をしていたら、
言いようのない哀しみが訪れた。
ご両親ではなく伴侶…哀しみが語った気がした。
列の最後の若い男性がお位牌を胸元に抱いており、
ご子息に感じられた。
晴れ渡る空、桜に枝を揺らす風
伝わってきた哀しみが愛しく感じられた。
哀しいと愛しいが、同じ潤いある色彩に思えた。
哀しみが柔らかな温かさにかわりますように
一瞬の出会いが祈りを与えてくれた
夫の横でぼ〜っと風を感じていると、
向こうからお坊さんと喪服姿の方々が歩いて来られた。
何回忌かの法要だろうか…
すると先頭に歩く50代から60代くらいの男性がお骨を抱いておられた
「四十九日かぁ…」とひとりごとを言いながら、
ご両親かな?などと勝手な想像をしていたら、
言いようのない哀しみが訪れた。
ご両親ではなく伴侶…哀しみが語った気がした。
列の最後の若い男性がお位牌を胸元に抱いており、
ご子息に感じられた。
晴れ渡る空、桜に枝を揺らす風
伝わってきた哀しみが愛しく感じられた。
哀しいと愛しいが、同じ潤いある色彩に思えた。
哀しみが柔らかな温かさにかわりますように
一瞬の出会いが祈りを与えてくれた
by maruisora
| 2015-07-14 10:05
| ひとりごと